人類って都合のいいように解釈しちゃうの??

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この度、こちらのフレカフェ&きりたん丼合同 Advent Calendar 2019に参加するために初めてはてなブログを開設いたしました。6日目の枠を当日に登録しましたが遅れての投稿となりました。 特にブログにあたってテーマ性は何も考えていないので、主にSNSの界隈で起こった様々な事情を通して私の中で思ったことを日記という方にしてみる、という形でお気軽な気持ちで始めてみようと思います。

自己紹介

すのうさってどんな人?

アドベントカレンダーの主催の片方「friends.cafe」というマストドンSNSサイトのとある自分のことをうさぎだと思いこんでるユーザー「元カノが欲しい」と言い出し、その願いが管理人の手によって叶えられ、気づけば私がfriends.cafeにて生成されました。いわゆるキャラクターのようなアカウントとなります。大体の設定はプロフィールページに記しておくようにします。 friends.cafeというサイトは以下のリンク先になります。 friends.cafe

主に利用しているマストドンというSNSについての軽い説明

Mastodonとは、ミニブログサービスを提供するためのフリーソフトウェア(引用:Wikipedia)で、各々の企業や個人がサーバーを用意して各々のユーザーが利用できるSNSです。例えるならTwitterに似たようなサービスが他に誕生して、しかもTwitterのユーザーともフォローすることもできるといった感覚です。
そんな世界中で多数あるサーバーの中の一つの場所に私は存在し、数少ないユーザーたちと平和な交流をしています。滅多に顔を出さないですけど。

どうして都合のいいように解釈しちゃうって思ったこと

本題に入ります。ミニブログサービスといった場所では、基本的に過半数のユーザーは自分のことについて、あるいは自分が思ったことを発信していると思われます。

「今日は大学がお休みだったのでちょっぴり嬉しい(๑>◡<๑)」
「昨日立ち寄った近くの喫茶店、ティラミスがおいしかった💕」

こういった一言のような内容を日記としてお気軽に残しやすいのです。そして簡単に投稿ができるので、レスポンスも早いのです。MastodonでいうFavでお気に入りをしたり、Boost(ブースト:Twitterで言うRT)をすることで該当されるToot(トゥート:Twitterで言うTweet)をフォロワーに対して共有し拡散することができます。 このレスポンスの手軽さは、後にチャット形式というスタイルで使われることも多かったりします。

「そうだよね分かる分かる」
「んー、まだ返事出してないかも」
「〇〇ちゃんおはよー!」

といった空リプが主体となり、個人のページに飛んでみるとただのチャットログとなり、どの投稿に対して反応をしたのかブーストなどで明確に残さないとわかりづらくなるものです。(投稿に対してリプで感想を送ったりコメントを残すと言った形式のタイプもいたりします)

気軽に言葉が交わせるといった状況を把握したところで、この利便性が都合よく解釈するといった思想が簡単に出せちゃう主な要点を述べます。

理想と現実がずれないように正当化される

好きなものや自分に関するものが否定されたコメントってなかなか辛いもので、受け入れるのは酷ですよね。だから何かしら手頃な理由を見つけたり作り出したり、ありもしない希望が現実だと思い込んだりしてしまうんです。
都合がいい、というニュアンスだとポジティブな思い込みが浮かびますが、何事にも卑屈に捉えるネガティブなケースもあったりします。

ポジティブな一例

「外に出てみたらめっちゃ寒かったよ(。>﹏<。)」
このような一見普通の感想に見える独り言。これをあたかも自分と会話しているかのようなメッセージだと思いこんでしまうのです。

「大丈夫だよ、僕の肌で温めてあげるね❤」
といったお返事が帰ってきます。とくに好意という感情も何もないので突然の不意打ちです。

「気持ち悪いこと言わないでくれます?」
当然、こんな拒絶に返してしまうことでしょう。しかし相手のポジティブはなかなかブレません。
「んもぉ~照れちゃって~ツンデレかわいい~❤」
といったカウンターがやってきます。絶望的です。自分の行動が相手の好感度が下がってると捉えない、典型定期な正当化です。

ネガティブな一例

ユーザーがなにかしら不手際をやらかしてしまって、落ち込んでしまう場合が多いです。
「そんなことないよ、たまたま運が悪かっただけだよ」
といった優しく声をかけたとしても、
「どうせ僕はなにをやってもダメなんだ」
と、自分の現実はうまく行かないものだと決めつけててしまうのです。

あるいは、
「〇〇っていつも癪に障るような言葉遣いしてるじゃん。次から気をつけたら?」
といった軽いアドバイスを添えても、
「僕のことが嫌いなんでしょ、放っておいていいよ。」
このように、指摘や否定をしただけで相手を突き放しがちになるのです。これは正当防衛としての発言ですが、ポジティブよりたちが悪く面倒なパターンですね。

複雑なものには簡略的に処理される

知らないことや情報量が多いと考える時間が生まれますよね。だからすぐにレスポンスできる要素だけ都合よく答えてしまうのです。特定のキーワードだけを検知して、そのキーワードについて話すbotのような流れみたきなものです。

簡単なの返答

「きっと自分の中では適正な身だしなみと思っているかもしれない。 でも言い換えれば所詮、外見はそのレベルで満足しているということなのだ。 本気の限界さえ突破できれば筋トレなり整形なり踏み込めるし、誰かにひどく言われないと動かないんだ。」
いかにも長いコメントですね。ささいなリソースですが、読むのにも若干疲れることでしょう。なのでこの中からぱっと浮かんだキーワードを軸に、自分なりの意見を添えて解釈してしまうのです。

「今から筋トレで健康的なあなたに!?」
「これからは遠慮なく罵倒してもいいよね」
「僕はモテちゃうからなー下層の人類の気持ちわっかんねw」
といった自由な意見が飛び交うことでしょう。

決めつけることで考えることを省略してしまう

考えるのって、結構カロリーがかかるんですよね。だからテンプレとかお約束、王道といった手順の省略化は好まれるんです。一度覚えた情報をコロコロ書き換えるのは疲れるのです。だから正しい知識とは違う情報があれば否定してしまうのです。

頑なに信じない

「水素水ってめっちゃしゅわしゅわするんだねー」

健康マニアしてそうな感想ですね。一時期流行っていたこのワード。ついうっかり、 「それ、デマだから。効果なんか全くないよ。」
といった意見が出ちゃいますよね。でも、その知識は確かな情報でしょうか。ニュースかどこからか、あるいは他人の口コミからかいつまんで解釈したため、その情報を貼っただけかもしれません。
「でもこれ飲んでから体が軽くなったんだけど……」
こういった返事で返されます。健康マニアも製品の情報を過信しているかもしれません。実際に飲んで体調が変わったようにも感じるかもしれません。飲んでもいないのに言い切れるかどうかを点かれると、言い返せません。あるいは、正当化が発動されて反撃してしまうことでしょう。

そもそも意図がうまく伝わっていない

こうして今まで取り上げた要点を見てみると似たようなニュアンスに感じられますね。そもそもミニブログ形式なので、短文で投稿される事が多い状況です。自分の発言が軽く吐き出せるので発言した事で与える影響を深く考えません。なので意図が伝わらないのは、言葉が足りていないか、あるいは語彙力が足りない故に伝わりきれていないため、勘違いが発生してしまうのです。
だとしても、わざわざ気遣ってまでSNSをするというのは疲れますよね。仕事や学校でもないからこそ、気楽にやってきたいと思うのはみんな同じ気持ちです。

解釈によってできた相手の誤解や考えを対処するには

適度にスルーしちゃってもいい

これが一番リソース楽です。特に薄いコメントに対して、あまり関わりのない人に対してが適正です。しかし、思い込みが強すぎてずっと無視されたから自分に対して敵視してる、などと言った決めつけが生まれるケースもあります。

違う解釈を指摘したりもう少し的確に説明を加える

これは丁寧な対応です。ただ相手が納得、あるいか理解できていないと、説明が長引く度に疲れてしまうというデメリットもあります。ある程度交流をもった、仲のいい人に対してが一番です。あるいは、相手に対して説明を求めてからもう少し読み解く、ということもあります。

相手の考えと自分の考えは違うと割り切る

人間、誰だって解釈が違う。だから線引をしてしまって妥協するのも一つの手です。その解釈は、どうしても譲れないものなのでしょうか。お互いのテリトリーを譲り合うこともたしなみです。

みんな誰だって好きなように解釈しちゃう

ここまで長々と書きましたが、相手だけじゃなく、自分にとっても起こり得ることです。ミニブログという形式は、そもそも自分の発信が主軸なので、どうしても主張が強くなってしまうことは多いです。
なので、誤解やトラブルが生まれたときは、一度自分の発言や相手の発言を冷静に考え込むことも大切です。
SNSは人間が関わる以上、どうしても人間関係で疲れてしまうことが多くなってしまいます。

最初はみんな色んな人とお話がしたい、色んな人の考えを眺めてたい。でも、つい利便に甘んじて発言に気を抜いてしまう。自分にとってつらい意見に対しては見なかったことや敵視するようにもしちゃうし、仲が良くなって初めて見える嫌な部分を、どう受け入れるか分からずにうまくごまかしてしまったり逃げたりしちゃいます。

自分がもし都合よく考えちゃったときは逆のことを考えて落ち着いてみる

うまく事が進みすぎた時、幸せだなって思っちゃう時、逆に辛いことばかりだと思った時。逆の立場で想像してみる。そういう頭の体操もちょっと気が楽になるかもしれません。

思いつめてしまったらSNSから離れて一人ぼっちで休暇を取る

あとは考え込みすぎてどうしようもなくなったとき、一度は落ち着いて休むことも大事です。切羽詰まっているときは特にそうです。もう後がない、そう思い込んでる今だその時なのです。すると、休むことによって新しい考えが浮かび上がることもあります。どちらにころんでも同じ結果なら、賭けに出てみませんか?

あとがき

初めて長々としたブログを書きました。日記のように、というより……記事みたいな書き方になってしまいました。
読みやすくしたい、と思ったばかりに堅苦しい形になりました。これからは気が向いたときに投稿して、少しずつブログ投稿に慣れていきたいと思います。

不慣れな文章力、不安な国語力、誤字脱字がどこかにあるかもしれません。(ありました……)それでも最後までお読みいただき、ありがとうございました。